委 嘱 作 品
仙台吹奏楽団委嘱作品 [ フェスティバル組曲 ] のご紹介
仙台吹奏楽団では、平成10年に創立30周年を記念して、後藤洋氏に楽団オリジナルとなる 曲の作曲を依頼しました。
その結果完成したのがこの「フェスティバル組曲」です。

2002年、「饗宴X」に収録されました。
(演奏 埼玉県立伊奈学園総合高等学校吹奏楽部、指揮 宇畑知樹)
曲は3曲からなる組曲形式で、それぞれが独立した形式を持っています。
1曲目「パレード」は金管のファンファーレから始まり、やがて軽快なマーチ形式の主部が始まります。途中おどけた要素も取り入れながら、軽快に終了します。

2曲目「儀式」は低音楽器のピアニッシモの和音から始まり、鐘が鳴らされる中、荘重な主題が流れます。儀式特有の緊張感を保ちながら曲は進み、冒頭と同じくピアニッシモで終わります。

3曲目「お祭り」は1曲目冒頭のファンファーレが形を変えて現れた後、アレグロの主部に突入し、騒がしいお祭りの雰囲気を伝えます。途中でワルツとなりトロンボーンのおどけたソロが現れますが、再び主部の喧噪が戻ってきてファンファーレの主題がコーダに現れて終わります。

平易な手法で書かれており、小中学生でも楽しく演奏できるような曲です。